日本酒のお米の品種ってすごい大事

日本酒うめぇ、おにぎりまるです。

 

先日東京駅でこいつを買ってきました
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九平次の雄町モデルです。

 

お米と酵母の発酵パワーで出来上がる極上の飲み物、日本酒…🍶

 

皆さん日本酒のラベルって注意して見たことありますでしょうか?使用されているお米の表記などいろんな情報が記載されています

 

日本酒に使用されているお米は良く食べられている「コシヒカリ」などの品種でなく、一粒一粒が大きい酒米と喚ばれる特別な品種になります。

日本酒を作る際にはお米を削って中の芯を露出させる必要があるのですが、その際に粒が大きい方が好まれるらしいです。

たとえば良く聞く品種としては「山田錦」などでしょうか…?

どれほど削ったかは精米歩合というところで判断でき、たとえば歩合50だと50%、つまり半分程度に削って作られているということになります(綺麗な丸になるよう削る必要があるため、削れば削るほど難しくなる)

 

有名な獺祭などは2割3分、つまり23%まで削ったものがありますが、ここまで削るのは本当に大変な作業だそう。

脱線しますが個人的には獺祭は3割が好きです。2割や最上位の磨きその先へ はあまりにも日本酒ならではの旨味が無さすぎる気がします(良く言えば洗練されてる?悪く言えば深みがない)

単に削れば良いというものではないのも面白いですね。そのように感じるのは私だけかもしれないですが…泣

 

また長くなってしまった笑

本題に入ります。私は個人的に甘味の強い日本酒が好みです。

 

先日風の森という日本酒を買いに行ったとき、店員さんから「甘味が強いのが好きならササニシキか雄町を使ったお酒がお勧めですよ」と教えてもらいました。

その時はおすすめ通りササニシキのものを購入したところ本当に強い甘味を感じ、大変好みだったのです。

 

で、先日九平次の雄町モデルを発見して物は試しと買ってみたのです。

なぜ九平次?というと、大吟醸の別誂は飲んだことあるのですが、あまり良い印象ではなかったのです。店員さんに「五味全てを味わえる珍しいお酒ですよ」と勧めてもらったのですが、私には苦味を強く感じて好みからは外れていました。

 

こちらは山田錦を使用していたようです。同じ酒蔵でもどれほど違うのかと試してみたくなったわけです。

 

開栓すると「プシュッ」と炭酸が抜ける音が。酵母が生きている証でしょうか?好みだった新政のno.6や風の森を彷彿させ期待値が上がります。

 

飲んでみるとシュワッと舌を刺激する微炭酸と共にお米の甘味とメロンのようなフルーティさで口が満たされます。

本当にお米だけでこんな味が出せるのには驚くばかり。美味しかったです。

 

お米の品種でここまで味の違いが出るとはビックリしました。

ラベルを見ながらお酒を飲むのも面白いものですね